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成都の食

チベットのラサ空港から2時間ほどの成都という都市。

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ここは四川省、「川菜料理」が有名です。
川菜料理とは四川料理の事、そうです、から~い料理天国の場所になります。
それほど期待はしていなかったのですが、四川料理ものすごくおいしかったです。

一日目に行った有名店「陳麻婆豆腐」、こちらは名前のとおり麻婆豆腐が有名です。
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ガイドブックにも載っているほどの有名店なので中国の観光客にも大人気、とても混んでいました。
もちろん麻婆豆腐をオーダーします。大と小がありますがびびって小を注文。
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からいのはもちろんの事山椒のしびれるような辛さが四川料理といった感じ。
現地の方はご飯にかけて食べていました。からいけど深みのあるおいしさで大でもよかったなと思いました。
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汁なし担々麺も頼んでみました。こちらでは汁なしが普通です。
からいものは意外と大丈夫な夫婦ですがこれは辛くて食べられませんでした。
ラー油の辛さが半端なかったです。

あと絶対に食べたかったのは火鍋。

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火鍋のお店は成都のあちこちで見かけました。どこの店もお客さんでいっぱい。
私たちが泊まったホテルの目の前にあった蜀九侠はすごい行列だったので翌日早めに行って行ってみました。
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お店の前で人がたむろしているわけではありません。皆入店を待っている人たち。
私たちがお店を出た7時過ぎにはざっと30組以上は待っていました。

火鍋で現地で人気の具と言えば千層肚(牛や羊などの胃袋)、黄喉(牛の喉)、
タウナギだそうですが、どれも上級者向けなのでノーマルな具をオーダーしました。
牛肉、豚肉、ラム、白菜、しいたけ、豆腐、エビのすり身のワンタン包みを。

スープは現地の方はほぼ辛いスープですが、私たちは保険の為に辛と白湯の2色スープを。

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見よ!この辛そうなスープを!
まわりの白湯にはトマト、しいたけ、えのき、棗の実、ネギが入っていました。
辛いほうは唐辛子しか見えません・・・
辛さも微、小、中と3段階選べます。もちろん「微」をオーダー。
それでもすごくからかったです。唐辛子が丸ごとごろごろ浮いた真っ赤なスープ。

でもこの辛いスープにくぐらせてそのまま食べるのではなかったのです。

食べ方がすごくおもしろかった、想像していたものとは全く違いました。

まず一人一本、ラー油の瓶がもらえます。(写真右)

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これをパカっと開けて取り皿に注ぎ、テーブルに置いてある酢(写真左)をどぼどぼっと入れます。
そしてパクチーたっぷりと生ニンニクもたっぷり入れて後は味の素(お酢の瓶の後ろに写っている容器に入っている)を入れたらつけダレの出来上がり。

ほぼオイルにつけるってどうなのかなと思ったのですが、酢と混ざることによりドレッシングみたいになってくどくならないのです。パクチーもたっぷり入れるのがおいしい秘訣。
ラー油はそれほど辛くありません。

白菜などの野菜は透明スープを皿に取って食べた方がおいしいです。

日本でもこの四川風にオイルをつけて食べる火鍋はあるかしら。


あと四川料理といえば回鍋肉と棒棒鶏、チンジャオロースもそうなんですよ。
回鍋肉も日本のイメージと違いました。

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キャベツと炒めるのではなく、豚肉と青ネギ、キクラゲがたっぷり入っていました。
こちらも豆のソースで炒めてありすごくおいしかった!
棒棒鶏も日本だとゴマダレで食べることもありますが、こちらのものは真っ赤。
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さぞかし辛いのかと思っていたらそれほど辛くありませんでした。
骨付き鶏とピリッとしたラー油がおつまみにぴったりだと思います。

中国の食、特に四川料理は本当に気に入りました。
チベットのガイドさん曰く、ラーメンは日本のものが一番といっていましたが。


by mumo1229 | 2018-05-13 17:30 | ├2018チベット・成都・西寧 | Comments(0)
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